敬愛される人に必要なもの/平成→令和と変わる日に寄せて

平成から令和へ。
このところのムードが教えてくれること

 

今日は2019年4月30日。平成最後の日です。

テレビでは現天皇陛下の退位の礼に向けて
各局が報道を重ね、皇居前の広場には、
歴史に残る数時間を共有したい国民が
大挙して押しかけています。

今、多くの人が
「感謝」や「敬愛の念」
「日本国民として誇りのような気持ち」を
共有しているように思えます。

(もちろん
天皇制や今回の退位に関しては
議論や争いがあり、
上のような思いとは別の思いを
感じている人も多くいることは知っていますが)

ここで言えるのは、
このムードは、
やはり現天皇陛下、そして現皇后陛下が持つ
「プレゼンス」=日本の敬愛の対象としての存在感=
無しでは生まれなかったでしょう、
ということです。

そのプレゼンスの三種の神器とも呼べるのは
「品格」「誠実」「共感」ではなかったかと
思うのです。

もちろん
「品格」は育成環境や教育環境の上で
すでに約束されているお立場だとは思います。

しかし、常に「品格を示す責任」というのも
十分お感じであったと思います。

ご自分たちを見る国民の目、世界の目に対して
どう振る舞うべきかを、きっといつも痛切に感じておられたのであろうな、ということは想像に難くありません。

そういったことを痛切に感じ、
そのような立場や役回りに対して、
常に誠実に向き合っておられただろうということも
また想像に難くないのです。

品格と誠実、常にその姿勢が、かの方々にはあります。

役割を知り、その役割のために努力するのです。

だから、多くの人が「敬愛」の念を持つのです。

 

加えて、災害、過去の厄災について
常に当事者の立場に添い、
出来るだけ、同じ感覚を持とうとする姿勢=「共感」も
示していらっしゃいました。

だから、当事者も、
その姿勢に「ありがたさ」を感じたのではないでしょうか。

為政者や政治家が「お見舞い」に来ることは多くとも
当事者の琴線に触れるかどうかは、
その「共感」の度合いで、全く違うのです。

「敬愛を感じる要素」
「ありがたさ」を感じる要素。

多くの人が、その存在感=プレゼンスを感じるには
このような「王道」は確かにあるのだと思います。

天皇陛下、皇后陛下と同じようにはいきませんが
お二人が示された
「品格」「誠実」「共感」は、
私達一般人にとって、
そして「プレゼンス」に限ったことだけでも
見習うことは少なくともできることだと思います。

今日、退位の礼の様子を見て思ったことを
書かせていただきました。

 

 

丸山 ゆ利絵

プレゼンスコンサルタント®/アテインメンツ合同会社 代表

 

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