エグゼクティブ・マインドとは

エグゼクティブのマインドを持てれば
「できる人」になる

では、そのマインドとはどんなものなのか?
 

 

「できる」エグゼクティブは持っている

「エグゼクティブ」とは、ご存知のとおり、執政者、執行者、経営者などの意味を持ちます。社会上層部にあって、物事を動かすリーダー層が「エグゼクティブ」のイメージです。

そして、ある層特有の考え方の傾向とか精神の持ち方を「◯◯マインド」と呼びます。「ミリオネア・マインドを持てば富裕層になれる」と、もてはやされるように、その傾向や精神を真似することで、自分の行動や発想の仕方を今まで自分になかったものに変え、その結果自分の環境を変えることもできます。

確かに、成功している人や、活躍して高い評価を受けている人は、やはり凡庸な人間にはない気持ちの持ち方や発想をします。そのような「マインド」を含めて、「できる人」は「できる」と言えるのです。

では一般的に、「できる」エグゼクティブはどんなマインドを持っているのでしょうか。今まで多くの一流、トップエグゼクティブを見て「やはりここは違うなあ」と思うところがあります。もちろん、人の個性もありますので、皆が皆、まったく一緒だということはありません。しかし、少なくとも下記の二つは大きな特徴です。

その2つとは、

1. 「やらされ感」がないこと

2. 安易な「妥協」がないこと

 

この2つは、そのままその人の存在感=プレゼンスに大きく関わっているのです。

 

 

エグゼクティブは「やらされ感」を持たない

 

「これをやっておけば、いい」

「これをするのが正しいと言われたから」

「なんでこんなことをやらなきゃいけないんだ」

 

指示や業務、または何か決められたルールに対して、エグゼクティブ然とした人の口からはこのようなセリフは、聞きません。また、役職上はエグゼクティブではなくても、プレゼンス=存在感が感じられる人からも聞きません。

ふざけている時はそんなことを言うこともあるかもしれません。しかし愚痴や言い訳などとして、自分以外の誰かのせいや状況のせいにすることはありません。また、自分で思考や判断をしないまま、他人や状況に流されることもありません。

「主体的・能動的」はエグゼクティブの特徴です。受け身であったり判断を他人に任せっぱなしというところがありません。

主体的とは、自分の意志や判断によって行動するさま(大辞林)。例え、誰かの指示に従わなければならないとしても「指示に従うことを自分の意志で決めた」という捉え方を無意識にしています。また、その意味では、自分で考えて決めるプロセスが必ずあるので、そのプロセスでその行動の意味やメリットについて自分の意見を自然に持っています。

また、能動的とは自分から他に積極的に働きかけるさま(大辞林)。例えば「指示がない、足りない」と思えば自ら働きかけてその指示を得ようとします。

そんな時はダイレクトに「指示ください」と言うこともありますが、そのような単純な方法をとるだけでいないのが「できる」人です。例えば、心理的に働きかけたり、誰かを経由して指示者を動かそうとしたりする、ちょっとクセモノの工夫や知恵もあるのが多くのエグゼクティブの特徴です。

「これをやっておけば、いい」

「これをするのが正しいと言われたから」

このような言い方、感じ方は、常に自分が誰かに使役されている感覚を無意識に持ち続けている
人ではないでしょうか。

もし、自分にそういう感覚を感じるなら「自分が『従う』ことを自ら選んだ。自分が自分で意志決定をした」と気持ちを切り替えてください。

指示や業務、または何か決められたルールがあるなら「この◯◯(指示だったり、業務だったり)は、なぜするべきか、どうやるべきか」と考えてみましょう。特に「なぜ」と考えることは「抽象化」とも言われますが、抽象化は自分のポリシーや価値観を自分で理解する手がかりにもなりますので、慣れれば慣れるほど、自分の中のコアがしっかりするように感じるはずです。深刻に考えずに、軽くエクササイズのつもりで「抽象化」を試みてください。

物事を主体的・能動的に考え、自然に意見を持ち、自らの責任で判断していることを意識することでエグゼクティブマインドはあなたのものになります。それだけでなく、やらされ感がなくなれば、仕事の時のストレスも軽くなります。

 

エグゼクティブは安易に「妥協」しない

 

エグゼクティブは主体的・能動的に考え、「自分が納得するか」を重視します。頑固に意地を張るわけではありません。安易に妥協しない、いうことは意地っ張りであることとは違います。

もしも納得できないときも、闇雲に突っぱねたりするような子供っぽい真似はしません。自分の納得感できる着地点を見出すために、自然に頭を動かします。

例えば、指示や業務であれば、自分やチームにとってどういう意味があるか、どんな結果が期待できるか、何か加えるべきものがあるか、を想像力を駆使して考えます。一見めんどうくさく感じること「こだわり」ですが、周囲からそれほど嫌われはしません。なぜなら、考え方が首尾一貫しているからです。また妥協しないことによる余分な時間のロスやチームへのプレッシャーも自覚できているので、そこに配慮することも忘れないからです。

こだわりは大事にするが、独りよがりにならないということです。

そういった特徴は、エグゼクティブが自分の身の回りのものを選ぶときにも出ます。

「『これいい』ではなく『これいい』」

このような考え方で、自分の感性や気持ちが納得するものを、選ぼうとします。

例えば、ペンや名刺入れ、時計などこだわりを持った選び方をしている人が
多いですよね。

ここからマインドを変える手もあります。以前は何でも良いという姿勢だった人が、自分の身の回りのものにあえてこだわるようになると、考え方や雰囲気も変わるということはよくあることです。自分の感性や気持ちが納得するものを選ぼうとするプロセスを繰り返すうちに、「主体的・能動的」なあり方と、安易に妥協しないで自分と向き合う心がいつの間にか育ったからでしょう。

 

「自分で」「選ぶ」ができるからエグゼクティブ

 

いかがでしょうか。エグゼクティブがどんなマインドを持つかは、どんなマインドを持つ人がエグゼクティブになるのか、ということでもあります。

エグゼクティブ然とした雰囲気は、外見の洗練だけではありません。そのマインドの持ち方も大きく影響します。

●主体的・能動的であろうとすること
●自分の納得感を大切にすること

これらの特徴には、成功する人、できる人は常に「自分で」「選ぶ」ことをができていることが伺えます。

「権限がないからそんなに何もかも、好きに選べない」と思う人もいるかと思います。しかし、そのような制限があるのは誰でもそうです。今どんなに成功している人でも、何の権限も持っていない時期はあったはずです。でもその中で、自分が何をどう選ぶか、選べるかを考えてきた人が、成功しているのです。

自分の思考と向き合い、自分の意識を確認するようにしていることで、他人のせいにせず自ら自分の道を切り開いていく生き方が自然と続いているのです。

ですから、「『自分で』『選ぶ』ことができているか?」そう考えるクセをつけるだけでも、エグゼクティブマインドに近づくはずです。

 

 

 

丸山 ゆ利絵

プレゼンスコンサルタント®/アテインメンツ合同会社 代表

 

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