「眼力」をアップして存在感を上げる

 

人間にとって「眼」は大事なパーツ。

魅力や存在感を上げるために

「眼力(メヂカラ)」をアップしましょう

 

 

人は「眼力」に惹かれる

 

「眼力」がある人は「オーラ」がある人です。

ここで言う「オーラ」は、スピリチュアルな世界でいう霊的なエネルギーとは少し違います。あくまで「あの人は他の人と違う」「何だか自然に目が行く」存在感の強さです。とはいえ、どこかエネルギーを感じる人は、人の目を引き付けます。

「オーラがある人」というと、どんな人を思い浮かべるでしょうか。今旬なアーティストやスポーツのスター選手でしょうか。世界的に著名な経済人を思い出す人もいるでしょう。ですから、その人物のイメージも、「いつも魅力的でキラキラしている」があると思えば、「にじみ出てくる自信」や「重厚さや威圧感」もあるでしょう。いずれにしても、普通の人にはないエネルギーを持つ人物の印象を持つ人が多いのではないでしょうか。

では、そのような印象を人に持たせるものは何でしょうか。その答えは「眼」です。人は自分で意識するよりも多くの場合に相手の眼の様子を伺っていますので、その人の眼にエネルギーや力を感じると自然に注意を向けます。ですから「眼力(メヂカラ)」が強い人は人を惹きつける可能性が高いのです。「オーラがある」と感じる人がいたらこっそり観察してみてください。眼に力があることに気が付くでしょう。

 

「眼力」が強いとは?

では、「人の眼にエネルギーや力がある状態」はどんな状態でしょうか。「眼に力がある」という感じは、感覚的にはわかってもらえると思いますが、できるだけ具体的に言うと以下のような状態が「眼に力がある」状態と言えます。

 

・目の周囲の筋力が強い(弛緩していない)

・眼がしっかり開いている

・モノや人を見る視線がまっすぐである

・眼の粘膜に光沢がある

・目元の血行が良い(どんよりしていない)

 

仕事柄、色々なビジネスパーソンや経営者の方とお会いし、よく「もったいない」と思うのが「眼の周りがゆるんでいることで目の力が弱々しく感じる人が多い」ということです。

眼の周りがゆるんでいるとは、まぶたが閉じ気味だったり、どこか焦点がぼんやりと広くてたるんだ印象であることです。

「もったいない」と感じることが多いところですが、それは「すぐ変えられるのに惜しい」という意味でもあります。実際個人トレーニングなどでは鏡を見ていただき、眼の開け方と力の込め具合を少し変えていただくだけで、眼の力が強くなり、表情が引き締まるのでご本人もびっくりすることがあります。

眼の力が強く表情が引き締まった人、それに対してどこかぼんやりとたるんでいる人、どちらがオーラがあるかは想像するとすぐわかりますね。自分の「オーラ」を強めたいなら、まず目を中心に表情を引き締めてください。

 

眼力から内面の成長も

さて、冒頭で人は自分で意識するよりも多くの場合に相手の眼の様子を伺っていると言いましたが、それはそれだけ人間にとって「眼」が大事な器官だからです。

眼は脳と直結する唯一の感覚器官と言われます。そのせいでその人間の心理や健康の状態は
眼に反映されやすいことも知られています。人間の本能は、ほとんど無意識に周囲や周囲の人間を観察していますが、特に相手や他人の眼の動きにはとても敏感です。眼は人に印象を与えるときでもコミュニケーションをとるときでも、大事な器官です。

人間は、重要な決断をしたり、自分に気合を入れたりするときには、自然に眼と眼の周辺に力が入ります。つまり、眼の周囲の筋力は活発な内面活動を表します。相手をまっすぐ見ることができるのは、自信・誠意・強い気持ちの表れ。粘膜の光沢や目の周囲の血行などは健康・健全である状態の表れ。眼の力によってこんな風な印象が形成され、相手に対して「魅力」「自信」「威圧感」などの印象に変わるのです。眼の状態をおろそかにしてはいけない理由がわかりますね。

他人に対してだけではなく、自分自身にとっても「眼」は非常に大事ですです。もし、あなたの眼の周辺が弛緩しかけているとしたら、それはあなたの内面や自信にあまり良くない影響を及ぼしているかもしれません。眼に限らず、身体の状態には心理状態が反映されるのです。ですから上にあるように、自信・誠意・強い気持ちの表れなど内面の充実は、眼力を自然に強めます。

しかし、一方で、身体のほうをそのような内面が充実した状態におくと心理のほうが身体の状態に引っ張られることをご存知でしょうか。以下は上に書いた「眼に力がある状態」ですが、この状態をあえて自分で意図的に作り出すことによって、あたかも眼力が強いときの内面が充実した状態のように心理状態が整ってくるのです。

 

・目の周囲の筋力が強い(弛緩していない)

・眼がしっかり開いている

・モノや人を見る視線がまっすぐである

・眼の粘膜に光沢がある

・目元の血行が良い(どんよりしていない)

 

「眼力」を意識して以上のような状態を意図的に作り出すことによって、相手からの印象を変えるばかりではなく、自分の内面にも働きかける気持ちの強さを作りだす効果があります。

 

鍛えよ、「眼力」

 

私がなぜ、「眼力」に詳しいかというと、英語圏のビジネス先進国では「上に立つ人の資質」とされる「エグゼクティブプレゼンス」を伝える仕事、トレーニングをする仕事をしているからです。上に立つ人、つまり経営者などリーダーポジションにいる人にとって「眼」というパーツは非常に大切なものです。アイコンタクトや視線の強さは、人の無意識に作用します。活かし方を知っていれば人に対する説得力や影響力を左右し、ひいてはビジネスの成果も変えうるパーツなのです。

 

今日、あなたにお勧めしたいのは、ご自分の「眼の状態」を強く意識していただき、しっかりと眼力のある状態を続けてください、ということです。他人から見た印象、そして自分の内面に変化が起こるでしょう。

生まれつきの容姿を親の責任にするのは20台まで、と言われています。そこから先は毎日している表情で人の顔は変わるのです。眼の周囲の筋肉は筋肉ですので、筋トレで上腕二頭筋が締まり発達するように、鍛え方次第でゆるんでいた部分が鍛えられ、眼の周面も顔の表情も変わります。アンチエイジングが気になる方は特に、眼の周りや顔の筋肉を鍛えた方がいいですよ。

眼力を上げることを意識していただければ、今後何年か先の顔、そしてあなたが身にまとうオーラに差がつきます。

 

 

丸山 ゆ利絵

プレゼンスコンサルタント®/アテインメンツ合同会社 代表

 

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