オーラを身につける4つの方法

 

 

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「オーラ」は才能か?

 

「あの人は他の人と違う」「何だか自然に目が行く」

他人に自然にこう感じさせる人がいます。

 

他の言い方にすると「集団の中にいて人の注意を引く」「どちらかというと目立つ」「黙っていても価値のある人とわかる」ような人です。

そんな人はよく「オーラがある」と表現されます。精神世界のお話しや神秘的・霊的な意味で言われる「人間の周りに明るい光のようなものが見える現象」をそう言いますが、ここで言うのは、その現象を彷彿とさせるような「目立つ感じ」「惹かれる感じ」を指します。

少し個人的なお話をしますと、私が人の「オーラ」を始めて意識したのは、多しか大学生になったばかりの頃でした。何も考えずにショッピングをしていたときに、後方のほうから光のようなものを感じたのです。振り向くとそこにはその頃非常に有名だった女性雑誌モデルがいました。その人がいることで、周囲が明るく見えました。その光景を見て「人って光るんだ」と妙に感心したものです。あれは正に「オーラ」だった、しかも「すごいオーラ」だったと今でも思い出します。

さて、「オーラ」と言われるような雰囲気や存在感はどこから生まれるのでしょうか。それは持って生まれた才能で、一般には身につけられないものでしょうか?

そうではありません。もちろんスーパースターやカリスマが持つような「超弩級」クラスのオーラは一般人には難しいかもしれません。しかし、「集団の中にいて人の注意を引く」「どちらかというと目立つ」「黙っていても価値のある人とわかる」というくらいのオーラは後天的に持てるものです。先天的持つ人もいますが、後天的なスキルや習慣や心得によって得られるものです。

 

人はどうやって「光る」のか

 

さて、上に書いたモデルさんですが、今ではそのオーラの理由がよくわかります。後方にいながらにして私が目を惹かれた「すごいオーラ」の理由は、彼女は先天的な才能と後天的なスキル・習慣・心得を両方持っていたからです。

先天的な才能は、彼女の美しさです。全体的に美しくバランスのとれた骨格、長い手足、小さく形の良い頭、陶器のようになめらかな肌、ぱっちり開いた形の良い大きな目、などは持って生まれたものであり、悔しいですが真似できません。

しかし、後天的なスキル・習慣・心得はマネできるでしょう。それは以下のようなものです。

 

1.すっと伸びた姿勢、きれいな立ち方

2.自分に似合う髪型、自分を引き立てる色・装い

3.引き締まった表情、特に口元

4.よく自分を手入れしていること、例えば毛髪や肌や衣服、靴など。

 

もちろん、モデルという職業なので有利な点はあります。 1ばんはモデルとして活躍するにあたって特に気をつけているでしょう。また2ばんに関しては、自分の存在を世に売っているのですから自分のことをよく研究して個性や似合うものを良く知っていることが考えられます。それに周囲のプロからのアドバイスもたくさん受けているでしょう。ふだんから人に見られる仕事ですから、3ばんや4ばんも自ずと意識は高くなるはずです。

しかし、1~4までいずれもが一般人でも真似できるものです。上の繰り返しになりますが、後ろにいても思わず振り向くような上のモデルさんのようなオーラは一般人には難しいかもしれませんが、1~4の条件がある程度そろっていれば、「集団の中にいて人の注意を引く」「どちらかというと目立つ」「黙っていても価値のある人とわかる」というオーラは誰でも持てるのです。

 

ビジネスシーンで光っていた人、さえなかった人

 

上の1~4は、モデルさんに限らずどの職業でもその人を光らせます。私は社会人になったときに運よく5つ星クラスのホテルに入社でき、そこでさまざまな一流クラスの人物や国際的に活躍するエグゼクティブに会うことができました。そういった人たちをつぶさに観察できる環境にいることができたのです。

特に国際的に活躍するビジネスパーソンは純粋にカッコよく強い存在感を放つ「オーラのある人」ばかりでした。取り立ててめずらしい格好ではなく、ごく普通のビジネススーツに身を包んだその人たちなのに、なぜか存在は光っていました。いっぽうで、その光る存在感をはなつ人たちと社会的な地位はそれほど変わらず、同じようにビジネススーツを着ているのにまったく光らず、逆にさえない雰囲気でいる人も少なくありませんでした。

申し訳ないのですが、さえない雰囲気の人(失礼)はその当時日本人がほとんどでした。ですから、私も最初のうちは、光り目立つ存在感と光らずさえない存在感の違いは「外国人と日本人の容姿の差だろうか」と思っていました。しかし、ずっと色々な国の方々を見ているうちに、「もともとの容姿が『差』の理由ではない」とわかってきたのです。

確かに欧米的な彫の深い顔立ちや手足の長さはうらやましく感じるときはあります。しかし、日本人と同じような顔立ちや体型を持つアジア諸国のエグゼクティブの中には、容姿的な特色を超えて「オーラ」を感じさせる人が少なくありませんでした。そして、もちろん日本人の中にも間違いなくそういう方はいたのです。

ホテルで展開されるさまざまなビジネスシーンで間違いなく光っており、「どこか他の人と違う」と思わせるような、言ってみれば見てすぐにわかる「できる感」「重要人物感」を身に帯びた人たちです。そのような雰囲気の人には皆自然に畏敬の念を持つようで、ホテルでは自然に丁重に扱われていました。

欧米では、社会的なポジションが上がり、会社やコミュニティでリーダー的な役割になっていくにつれて、そのポジションや役割にふさわしい雰囲気を身につけることが重要視されています。そのようにオーラを感じさせる人は上で説明した「後天的なオーラを身にまとうための1~4の特色」を持っていました。この特色は、社会的な成功を意識した人は必ず意識することです。

私が就職したばかりの頃は、日本にはそういう意識はまだ希薄だったと思われます。しかし、ビジネスをリードする国の人間、その国に属していなくてもグローバルな視点を持って早くからいたビジネスパーソンは当然のように意識していたはずです。それが、私が見た人々の「差」としてあらわれていたのでしょう。

さて、ここでいうような人が身にまとう「雰囲気」は「プレゼンス(存在感の意)」と表現されます。

なかでも活躍するビジネスパーソンやリーダー的な役割の人が身にまとうべき「ポジションや役割にふさわしい雰囲気」は「エグゼクティブプレゼンス」と呼ばれます。「エグゼクティブプレゼンス」はビジネスパーソンが自分の価値をスムーズに周囲に認識させビジネスでのアクティビティをスムーズに有利に運ぶためのビジネススキルです。意識の高い人間は上を目指すのと同時に身につけていくスキルというわけです。

 

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「オーラ」もスキルとして手に入れる

 

もしも、あなたが「オーラ」を持ちたいと思うなら、「エグゼクティブプレゼンス」を意識してください。

見てすぐにわかる「できる感」「重要人物感」のあるエグゼクティブが、ホテルの中で自然に丁重に扱われていたと言いました。しかしながら、そのように存在感を持つ人が丁重に扱われるのはホテルの中だけではないでしょう。どこにいても優先的に意識され、特別感を持たれ、好感や信頼感を容易に手に入れているでしょう。それがビジネスだけでなく人生の中でどれだけ自分を有利にすると思いますか?

エグゼクティブプレゼンス」はビジネススキルと言いましたが、筆者の会社では、そのスキルを身につけたり磨いていったりするためのトレーニングを、大企業のトップから成功を意識し始めた若いビジネスパーソンまで、それぞれに応じて行っています。トレーニングの体系を成すのは「印象コントロール」「コミュニケーション」「自己設計」という3つの大きな領域です。

しかし、最初に必要なのはやはり「オーラ」。あなたの価値ある様子がまず人の目にとまり、関心や好感を持たれ、やがて丁重な扱いになっていくような普通の人との「差」です。それには自分でできることも多くあります。まずはぜひ、上の1~4を意識し、できることを実行していってください。

エグゼクティブプレゼンス」も先天的な才能ではありません。エグゼクティブプレゼンスは、誰もが身につけようと考えたときから身につけていくものです。スーパースターやカリスマが持つ天性の才能や魅力はうらやましく思えるでしょう。生まれつき持つ容姿やずば抜けた才能がもしもあれば、それに越したことはありません。

しかし、ビジネスシーンで「光る」なら、まだもっと大切なものがあるのです。それはスキルとして後天的に身につけられるものばかりです。「帝王教育」という言葉がありますが、これはコミュニケーションなども含めてエグゼクティブプレゼンスを後天的に身につけさせようとするものです。

あなたはこれから活躍し、成功し、人に慕われ人を成長させるような存在になります。そのために、そしてグローバルに活躍するにも役立つ「オーラ」はスキルとして手に入るものです。まずはご紹介した4つのことに気をつけて「集団の中にいて人の注意を引く」「どちらかというと目立つ」「黙っていても価値のある人とわかる」オーラを手に入れてください。

 

 

丸山 ゆ利絵

プレゼンスコンサルタント®/アテインメンツ合同会社 代表

 

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