【これだけは!】エグゼクティブクラスが必要とするマナー

 

肝心な時に、「え? これも知らないの?」
ではビジネスは加速しない。

 

優れたエグゼクティブは
人から「侮られる」「なめられる」ということは
ありません。

どこでも
「あ、さすがだな」と思われる立ち居振る舞いを
身につけています。

人前にでたときのマナーも同様です。

 

「知らない間に高い評価を得るか
それとも限界を露呈してしまうか」

古今東西、「マナー」とは
「人にとまどいや不快感を与えない」という
ことが目的ですが、一方で
「(場面や場所、立場に)ふさわしいことを示す」
「(そのコミュニティなどに)参加する資格があることを示す」
という自分自身の表現ツールとしての側面もあります。

軽視していると、肝心な時に
「え、こんなことも知らないの?」と思われて
「侮られる」「なめられる」といった
憂き目に会う可能性があります。

何しろ古今東西、「マナー」が発達してきたのは
コミュニケーションを行う上で
それが一般人同士であれ、国家間であれ
「人にとまどいや不快感を与えない」
「必要な敬意を示す」
といったことが重要であるということが
わかっているからです。

また、その人自身の資質の表現でもあり
「(場面や場所、立場に)ふさわしいことを示す」
「(そのコミュニティなどに)参加する資格があることを示す」
という側面もまた重要なのです。

ですから、
まだ若く年齢も若く、
キャリアとしてもまだ浅い立場の人ならともかく
いい大人の年齢、きちんとした役割やポジションのある人が
心得違いをしていたり、
ものを知らないことを露呈してしまえば
たちまち信頼や期待感「減」になります。
残念なことに、人格やビジネスの能力まで
疑われることだってあるのです。

逆に「きちんとしているな」
「ものごとをよく心得ているな」という
マナーの印象は
仕事や人格に関しても
知らないうちに「高い評価」となって
返ってくる場合が往々にしてあります。

実際、色々な経済界上層部の方が

「彼は粗削りだが、なかなかどうして。
食事の仕方を見ていたんだが、それだけで
非常にしっかりしているおとがわかったよ」

とか

「あの女性は、いつもちゃんとしたものを着ている。
あの服装を見ているだけで非常に知性的なことがわかる」

といった口調で人物を評しているのを何度か見聞きしました。

「~だけでわかる」と評されることが多いのが
マナー的な振る舞いです

「知らない間に高い評価を得るか
それとも限界を露呈してしまうか」
あなたの振る舞いには、
そんな影響力があることをお忘れなく。

 

意識しておいたぼうがいいのは、こんなシーンのこんなマナー

いざというとき慌てないように、
いえ、むしろ堂々と自信を持ってのぞめるように。

すでに実力があるあなたなら、なおさら
マナーごときツールでつまづかないように。

少なくとも、
残念な目に会わないですむためには
人と出会う、交流を深める、という
こんなシーンでの振る舞いを集中して
覚えておくべきです。

1.初対面の挨拶シーン

●お辞儀や挨拶の仕方
(意外とこれがちゃんとキレイにできる人は多くありません。日頃からの慣れが大事です)

●名刺交換の仕方
(海外では日本のような名刺交換は無く、もっと気軽ですので、違いも知っておきましょう)

●握手
(逆に海外ではこちらのほうが大切、ちょうど良い加減に慣れておきましょう)

●自己紹介
(マナーと言うより注意するポイントは、必要な情報をきちんと伝えることです)

●初対面の会話
(スムーズに行くなら別にマナーというほどのことはありませんが、相手との距離感には気をつけたいものです)

 

2.人を人に紹介するシーン

紹介の順番やポイントを理解しておくと、紹介する人・される人の双方に失礼がないし、良い紹介ができます。

 

3 食事やパーティのシーン

●食べ方
(ナイフフォークの置き方より先に「食べ方をきれいにする」ことが重要です。例えば一口を小さくする、スープをすすらないで食べる、などは馴れた方が絶対いいです。)

●箸やナイフフォークの扱い方
(マナーの知識としてクローズアップされやすいですが、実際にきれいに使えることが何より大切です。特に箸使いは今のうちからきれいにしておきましょう。)

●食事前後の振る舞い
(会食なら勝手に席につかないよう気をつけたいもの。上座と下座も理解しておきましょう)

●ブッフェパーティのマナー
(ひととおり知っておくと、洗練された振る舞いが身に付きます)

 

4ドレスコード

●フォーマルシーンのドレスコード
(マナーと言えばフォーマルです。相手にとって重要なシーンだけに、「タブー」は徹底的に避けられるようにしましょう)

●(男性)スーツのルール
(着るだけで「できる」「ちゃんとしている」という印象になるのがスーツですが、ルールを知らないとだらしない格好になります。大人の知識としてたくわえておきましょう)

●ビジネスアタイアの選び方
(ひとことで「ビジネス」と言っても、シーンによって選ぶべきスタイルもアイテムも変化します。男性、女性ともに「自分のシーン」を中心にふさわしい服装を選べるようになっておいてください)

5ホスト・エスコート

●ホストの心得
(接待やもてなしは提供する側になるときも受ける側になるときも、意外と急に来ます。ホストが担当すべき役割や手配の心得を早いうちに学ぶと後から役に立ちます)

●エスコート
(レディーファーストのような男性→女性が多い、エスコートですが、必要なときに人をケアする役割は男性・女性の別なく負うことがあります。ポイントをしっかり知っておきましょう)

 

「やらされる」のではなく「使いこなす」人に

いかがでしょうか?

「マナー」というとゲンナリする人が多く、
必要とはいえ、説明するほうもたまに申し訳なく感じます。

構えずに当たり前のこととして磨きたいところなのですが
自然に必要なことをきちんと知ることは、
今の日本ではなかなかに難しいことです。

指南する情報はむしろたくさんあるのですが
どこか「アラさがし」のような印象となる指南も多いようです。
「マナー」というとゲンナリする人が多いのは
そういった指南が多いのも原因かもしれません。
どうも
いやいや「やらされている感」があるんですよね。

しかし、それでも「マナー」は
人間社会の中で文化が発達していく過程で
生まれて育ってきたのです。

コミュニケーションを行う上で
それが一般人同士であれ、国家間であれ
「人にとまどいや不快感を与えない」
「必要な敬意を示す」
ということ、

その人自身の資質の表現として
「(場面や場所、立場に)ふさわしいことを示す」
「(そのコミュニティなどに)参加する資格があることを示す」
ということ、

これらを実現するために役立つ手段なのです。
決して「やらされてる」ようなネガティブなものではなく
ご自身の印象や立場を有利に導くために
プラスに働くものととらえるべきです。

マナーは「一流のコミュニケーション力」の一部です。

ですから、
「成熟した大人」「エグゼクティブ」
あるいは
「上に立つ人」「人を指導する立場」
こんな方々は特に、
必要な知識、スキルとして理解し
ツールとして使いこなしていただきたいと思います。

それは、特別なことではなく
あくまでスキルアップやご自身の社会的なセンスの向上と
とらえてください。

(ちなみに弊社の定番トレーニングでは、
上にある1~5をすべてお伝えしますが
お伝えするときはこういった思想から
「マナー」でなく「ソーシャルセンス」と
呼びならわしています。
この中ではわかりやすいよう
「マナー」の統一表現を使いました)

まずは
人と出会う、交流を深めるシーンから
ぜひ意識をして知識やスキルを深めてください。

 

 

丸山 ゆ利絵

プレゼンスコンサルタント®/アテインメンツ合同会社 代表

 

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